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「un face」ソウル

初めての海外での作品上演でした。
ソウルコレオグラフィーフェスティバル、振付フェス?もう長年続くコンペだそうで、ちなみに韓国には15程のフェスティバルがあるそうです。そして向こうではコンテンポラリーダンスもいっしょくたに「モダンダンス」
5日間、大・小ホールで交互に作品上演があり、計7ステージ。うち4ステージを見ました。ほとんどが地元からの出演、日本からは9作品。
意外だったのが、韓国アーティストで民族色を出す作品が割にあったこと。意外っていうのもヘンですね。日本人が触らなさ過ぎなのかな。例えば日舞、能、狂言、そして各地のお祭りなど、日本だって沢山の踊りを持っているのに。私はこれらを全くと言っていいほど勉強していないし、打ち出す日本人のコンテンポラリーダンスは皆無に等しいのでは。
ほとんどがソロ・デュオ作品で、グループ作品は各回に1つとか。大ホールの上演では2つ3つずつ見受けました。
大ホールでは、舞台機構を駆使して、美術や映像を多用する作品が多く、小ホールでも小道具を使う作品が多数。ソウルのアーティストは演出手段を沢山持っているなあ、という印象でした。
教育、なんだろうなあ。創作についてのある種の共通の教育があり、土壌もあり、身体も皆キレる。そして自作自演のソロ作品の捉えるもの、というのか、作家との距離感みたいなものにもまた教育という文字が浮かびました。これは民族としての、でしょう。「わたし」自身へ向かうもの。対世界や社会、それらは「わたし」にとってどうなのか、もしくは世間を捉える目なのか、目線の発信元が違う、という感じ。特に多く見受けられた女性ソロに関しては感じることが多く、面白い。
最終日、地元アーティストや高校からの群舞のプレゼン、これが素晴らしかった。まず男性ダンサー20人程の群舞。東方神起みたいなイケメン達がガンガン熱く踊る、これだけでごちそうさま〜ってな具合で… 地元高校生達も、まーよう踊る。めっちゃ動ける。圧倒されました。なんだか思い知った感じです。ソウル、熱いなあ。
会場のアルコ芸術劇場。大学路の劇場ですが、まずロビーにこれ、どどーん。出場者の写真パネルが。エントリーされた!という感じでテンション上がりましたねえ。ぶるるるっ。昨年まで無かったらしいです。
大ホールも小ホールも、まあなんとも適温というか、見やすいし使いやすそうな空間です。ダンサーの2人も居心地良かった様で、結果出来に繋がったんじゃないかしら。大ホールでやっても良かったなあと思う様な、ダンサーの息が密に伝わる様な劇場でしたよ。
結果的には入賞等ありませんでしたが、作品の成長と無事の上演・帰国。ダンス漬けの日々を過ごせて、有意義な時間でした。ああ、楽しかった。
しかし、行くまでは恐かったです。まずリハーサルのやりくりだけでも、たった私+ダンサー2人のスケジュール合わせだけで一苦労。英文での書類のやり取り、渡航準備… 何より乳飲み子を置いて出国してくれる高瀬瑤子さんを無事に帰さねば(あ、もちろん竹ち代さんもね!)、と慣れない作業に目が回りました。使用した椅子も懸念事項の一つで、結局バラして持参。上演後は持ち帰るにも費用がかかるので、滞在してた宿に差し上げました。(めっちゃ喜んでくれたしね。結果、私いい人になったし)
ダンサー達が到着する前に慌てて組み立て。楽屋にて。
コンペ、揉まれる効果、というのも初めての体験でした。これ、もっと若い時からやってたら、今の意識もだいぶ違うのかな、もしくは諦めて創作をやめてるかも…と、なんともわかりませんが…
この「un face」はまだまだ育てたいと考えてます。出来れば近年中に70分くらいのフルレングスので上演、とか。
2015年は移動の年。
さて2016年は?
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