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百式サクセション、稽古始まりました。

極東退屈道場の新作「百式サクセション」、盆明けからのプレ稽古を経て、本稽古スタートしました。

佐藤信さんとの「タイムズ」再演から1年半程空いての作業です。

この戯曲、数年前に書かれた、どうやら踊りを想定して書かれていない作品なのです。

だから?

そう、困った。

今まで極東でそういう困る経験をした事がなかった。それは、踊ることを念頭に書かれていたんですね。

今更!(おーい)

えー、そんなに違うの??

以前、札幌で作らせていただいた「ラララ・ララルー」の為にテキスト依頼した林さんの、私が以後参加させてもらった「サブウェイ」以前の戯曲を数本読ませてもらったのですが、ぜんぜん湿度が違うなーと驚いたように、

うーん、そうか。やはり違うのか…

まず、踊りを当てる隙を見つけるところから。今までどう考えてやってきたんだろう。

自分で読んで(この時点でうっすら想定つけてた)、稽古初日の読み合わせの時点で俳優の声を聞きながら、感覚的にダンスシーンを組んで、頭から作って、組み替えては直して、といった感じ。

しかし今回の「百式〜」に関しては、その「うっすら想定」するのは難しく、「タイムズ」再演の際のようにプレ稽古期間を設けてもらって(その時良かったんです、プレ稽古があって)、戯曲とは一旦距離を取りつつ踊りのモチーフ探しを俳優達と共に始めました。

極東の作業をしていなかった間に自作品を3度3ヶ所で上演してきたことで、演劇と共にではない、ダンス作品としての踊り作りの筋力が少しは付いたのか、臆せず俳優にダンスの作業をぶつけられたプレ稽古だった気がしています。

その辺り、これまで私自身に勇気が無かったのか、遠慮があったのか、興味が無かったのか。いや、それよりも俳優との作業に求めるものが変化していっているのか、以前と違うことは確かだ。

1年半作ってて良かった。

それに初めて作業する俳優もいらっしゃるので、気楽に遊ぶ時間が無かったらキツかっただろうな。

林さんも、違った回路や違うスケールでの作品作りを経てこられて、とにもかくにも「前とは違う方法で」というところは互いに躍起になっている、今のところ、なのであります。

違う、というのは正直いって日々葛藤しているところもあって、目の前のことから将来的なことまで、

どう目標を持つのが良いのか、とか。

この頃考えている。

演劇・ダンス双方のウエイトについて、これまではとにかく何だろうが球を打つことに夢中になっていたのか、ここ2〜3年は都度思うことがハッキリしたり増えてきたりで、フィットすること・しないこと、諸々。

禁じ手を自分に課す、おかげでそこからのスタートです。

相対値ではなく、絶対値を信じるところから。

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